過去ログ - 冴えない彼女の育てかた『慣れないエンドの創りかた』
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12: ◆07a3z.KLl.[sage]
2015/06/05(金) 14:47:56.65 ID:8dlLDYTwO
英梨々「始めは何事かと思ったけどね。これまでのあんたから考えたら、完全に不意を突かれた気分。でもま、染まっていってるんじゃなくて、幅が広がっていってるっていうんなら、さして文句は……ないとは言わないけど、目をつぶっておくわよ」

詩葉「あら、それって暗に、今までの倫理君のスタンスに対しては好意的だって告白してるようにとれるわね?」

英梨々「そんな事言ってない。ただ、まだシナリオを一本書いただけで、それ以外はいつもギリギリまで何もしない三流の準置物プロデューサーから、少しはシナリオを書けなくもない二流の物書き兼プロデューサーにレベルアップできるっていうんなら、いずれはどこぞの腹黒作家の出番が無くなる可能性もあるって事になるでしょ?」

詩葉「それは残念ね、澤村さん。仮に倫理君が私と肩を並べる物書きになったとしても、それこそが、私とのフラグの一つが完遂する時……。そう、『TAKI UTAKO』という名前が、私と倫理君を始めとした一部の人間にだけ解る繋がりではない、より大勢の人間に、実力と信頼と愛情の伴った深い繋がりとして認知されるようになるの…。ふふっ……うふふふ……」

英梨々「な……まさか、そこまで考えて、その名前を…!?」

詩葉「周囲からの視線にこだわりはないのだけれど、内容によっては、ね……?」

倫也「いやTAKIが俺って事が知られる可能性は高まるのかもしれないけど、合作ペンネームだけじゃ愛情は伝わらなくない? 」


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