過去ログ - 冴えない彼女の育てかた『慣れないエンドの創りかた』
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◆07a3z.KLl.
[sage]
2015/06/05(金) 14:54:19.86 ID:8dlLDYTwO
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
(ーーーーこうして、誠司の決死の覚悟と、”誠司”の力をもって、消滅の危機を免れた巡璃。目的を果たし、満足そうに去っていく”誠司”に別れを告げ、彼の…そして自分の希望通り、この世界で生きていく事を決めた巡璃と誠司は、現実の空間へと帰還する)
以下略
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◆07a3z.KLl.
[sage]
2015/06/05(金) 14:55:14.04 ID:8dlLDYTwO
誠司「……なぁ、巡璃」
巡璃「ん?」
誠司「今、お前が一番したい事、教えてくれないか?」
以下略
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◆07a3z.KLl.
[sage]
2015/06/05(金) 14:55:50.42 ID:8dlLDYTwO
きらり「ちょっと待ったぁあぁああああああああ!!!!」
誠司「うがぁあぁああああああああああああああ!!!!」
(……突如として襲ってきた、勢いと回転の乗り切った回し蹴りを背中に浴びて、その場から吹き飛ぶ誠司)
以下略
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◆07a3z.KLl.
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2015/06/05(金) 14:56:20.29 ID:8dlLDYTwO
きらり「それはあれよ、あんたに対する憤りをきっかけに、あたしの半径10km以内にいる誠司の居場所が分かる能力にでも目覚めたんでしょ」
歌穂「私の場合は、貴方に対する恨みつらみをきっかけに、半径100km以内にいる私の事を愛してやまない誠実君の居場所が分かる能力にでも目覚めたんだと思うわ」
誠実「何その対俺用プライバシーブレイカー!? 一人明らかに桁がおかしいし! 冗談でも怖いからやめて!」
以下略
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◆07a3z.KLl.
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2015/06/05(金) 14:56:51.10 ID:8dlLDYTwO
きらり「…………うわあぁぁあぁん…! 巡璃……良かった……居なくならなくて良かったよぉ………巡璃ぃ……!」
巡璃「…………ごめんね、きらり。いっぱい、心配かけて、ごめんね………」
歌穂「…………叶さん」
以下略
29
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◆07a3z.KLl.
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2015/06/05(金) 14:58:05.74 ID:8dlLDYTwO
歌穂「ほら、もう泣き止みなさい、河村さん。負け化粧の乗り具合が良い顔が台無しよ?」
きらり「負け化粧って何よ負け化粧って!? ……あ〜…もう! ……そういえば誠司!! さっきはうまく誤魔化してたけど、この状況に対する申し開きはちゃんとしてもらうからね! 絶対逃がさないから!!」
歌穂「そんなに慌てなくても、これから時間はたっぷりあるんだから………とりあえず、鎖的なものと縄的なものと首輪的なもので誠実君を縫い止める所から始めましょうか?」
以下略
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◆07a3z.KLl.
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2015/06/05(金) 14:59:04.92 ID:8dlLDYTwO
(ふいに、優しい風がその場を撫でる。その中で、自然に、緩やかに、穏やかに、笑顔を浮かべる巡璃)
誠司「…………あ………」
きらり「…………巡璃………」
以下略
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◆07a3z.KLl.
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2015/06/05(金) 14:59:45.64 ID:8dlLDYTwO
倫也「………と、言うわけで……どうかな?」
英梨々「…………っ」
加藤「…………」
以下略
32
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◆07a3z.KLl.
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2015/06/05(金) 15:01:15.01 ID:8dlLDYTwO
詩葉「事前にビターエンドに触れた感傷もあったせいか、相当クリティカルだったようね…。あと、それ以前にもう一つ……」
英梨々「……ひく……ちょっと油断してただけよ! もう、最初からこっち見せときなさいよね、バカ倫也…!」
倫也「いやそれだと今回の趣旨違ってくるから。とりあえず落ち着けって、英梨々。……しかし、あれだな。なんだかんだでお前が一番、俺のシナリオに反応してくれてるのは気のせいか?」
以下略
33
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◆07a3z.KLl.
[sage]
2015/06/05(金) 15:01:53.84 ID:8dlLDYTwO
(騒がしく喧嘩を始める二人。見慣れた光景に微妙な脱力感を覚えながら、その場から逃げるようにPCへと向かい、シナリオを読み返し始める倫也)
倫也「…………う〜ん……………」
(しばらくして……倫也のすぐ隣から、少し控えめで、どこか優しげな、ゆらゆらと揺れる桜の花びらのような笑い声が聞こえてくる)
以下略
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◆07a3z.KLl.
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2015/06/05(金) 15:02:32.50 ID:8dlLDYTwO
詩葉「さぁ倫理君。これからその甘ったれた根性を叩き直す為に、私が三日三晩、精神的にも肉体的にも片時も離れる事なく指導してあげるから、覚悟してもらうわよ?」
英梨々「ちょ……待ちなさい、霞ヶ丘詩葉! そ、それならあたしも、あくまであんた達がシナリオに集中してるかどうか監視する為にここに残るからね! 文句はないわよね、倫也!!」
加藤「ん〜と……それじゃ、もうこんな時間だし、わたしはそろそろ……」
以下略
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