過去ログ - 八幡「やれやれ」
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12: ◆vqIkmhvcUc53[sage]
2015/06/07(日) 17:43:47.05 ID:ICgpm3uXO
ららぽーとは、少し前に流行したアニメーションの初号機の形に似ている、千葉県にある。気泡緩衝材の粒のように混んだ店内を見ていると、全て潰してしまいたいとすら思う。


今は雪乃と買い物に来ている。結衣にもうじき訪れる節目に、何かをあげたいと願うのは不思議ではない。


「次」

「行きましょうか」と彼女は言った。

「雪ノ下」

「感情さで服を選んでいたら、人生を何度やり直せばいいんだ。彼女は求めていない」と僕は言った。

「仕方がないじゃない。材質、縫製でしかわからないの」と彼女は言った。

「そうじゃない。完璧な理解なんて存在しないんだ。完璧な落花生が存在しないようにね」

「プレゼントを送りたいなら、送ればいいさ。気持ち、そう気持ちなんだから」と僕は言った。

「なら、彼女の弱点を攻めましょう」


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