過去ログ - めぐり「比企谷くん、バレンタインデーって知ってる?」八幡「はい?」
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112: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/06/11(木) 00:05:32.88 ID:jTfg0Xlpo
めぐり「はい、比企谷くんはちゃんとやってくれていると思います」

おお、さすがめぐめぐめぐりん先輩! 俺はそう答えてくれるって信じてましたよ!

めぐり「でも、比企谷くんの考えた面白いアイディアがないんですよね……」

げげーっとめぐり先輩の方を振り向く。まさかの女神の裏切りに、俺は動揺を隠せない。

すると平塚先生がポンと俺の方を叩きながら笑った。

平塚「いいじゃないか、比企谷。どうせだ、君の考えたアイディアでバレンタインデーイベントを盛り上げてみたまえ」

八幡「じゃあそうですね……いっそ、このバレンタインデーイベントで婚活でもしてみればぐぼあっ!!」

言い終わる前に俺の腹にじんわりと痛みが広がる。腹を抱えながら顔を上げると、平塚先生がパキポキと指を鳴らしていた。

平塚「二度目はないぞ」

いや、一度目で腹パンかましてるじゃないですか……。

それに、相手がいなくても楽しめるイベントになるんだからありっちゃありだと思うんだけどな……。

平塚「まぁいい、時間もまだ余裕があるだろう。しっかり考えたまえ」

そういい残すと、平塚先生は一色の方へ向かってしまった。結婚を焦り始めるようになると、腹パンして謝りもせずに去っていくようになるのか……。と恨みを込めて平塚先生の背中を睨みつけていると、背中をポンポンと叩かれた。

めぐり「じゃあ比企谷くんのアイディア、楽しみにしてるねっ」

めぐり先輩のほんわか笑顔にそう言われると、さすがの俺も嫌ですとは言えない。

……この素晴らしい笑顔に応えられるような、そんなアイディアを捻り出さなきゃな。






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