過去ログ - めぐり「比企谷くん、バレンタインデーって知ってる?」八幡「はい?」
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222: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/06/23(火) 01:29:00.34 ID:R4fzDHvSo
めぐり「どうしたの、比企谷くん?」

八幡「いや、昨日みたいにはぐれたらマズいかと思いまして」

俺がそう返答すると、めぐりさんが少し目を見開いた。

めぐり「気を遣ってくれたんだね、ありがと」

八幡「まぁ、人多いですし……」

めぐり「あ、じゃあさ……こうすれば、はぐれないよ!」

八幡「ふえっ!?」

そう言うのと同時に、なんとめぐりさんが俺の手を掴んできた。思わず変な言葉が漏れてしまう。ふえぇめぐりお姉ちゃんぐいぐい来るよぅ……。

驚きと戸惑いの目線を向けると、当のめぐりさんはあははとほんわかした笑顔を浮かべていた。

めぐり「これならはぐれる心配もないね!」

八幡「えっ、あっ、はい……」

唐突に手を握られた驚きのせいで、上手く言葉が返せない。大丈夫だよね、手汗とか出てないよね?

手から感じるめぐりさんの温もりを意識してしまうと、心臓がばくばくと音を立てて鳴り響く。はぐれる心配は無くなったが、代わりに過呼吸で倒れる心配が出てきた。


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