過去ログ - めぐり「比企谷くん、バレンタインデーって知ってる?」八幡「はい?」
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454: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/07/09(木) 18:02:25.28 ID:XUWGGcgGo
だが、これでよかったのだ。

めぐりさんはこれで目が覚め、きっと大学では楽しいキャンパスライフを送れることだろう。

俺はどうなのかは自分でも分からないが、それはおいおい考えていくとしよう。

そう、これで万事解決。今のめぐりさんには申し訳ないが、将来的にはこの方がきっといい選択だったはず。

俺なんぞと一緒にいても、幸せになどなれないのだから。

だから、これで──


バンッ!!


生徒会室の扉を力任せに開けたような音がした。思わずそちらを振り返ってみると、そこには一人、亜麻色の髪の女生徒の姿があった。

いろは「……先輩」

一色いろはは、目に何か光るものを浮かべながら、中にいる俺のことを睨みつけてくる。

八幡「……一色、どうしてここに」

いろは「先輩、答えてください」

俺の問いには答えず、一色はそのまま生徒会室の中に入ると、ずんずんと俺の側にまで歩み寄ってきた。

いろは「さっき、泣きながら走っていく城廻先輩を見かけました。教えてください先輩──何をしたんですか」






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