過去ログ - めぐり「比企谷くん、バレンタインデーって知ってる?」八幡「はい?」
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497: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/07/16(木) 22:40:16.81 ID:zG1wuTqBo
八幡「ははっ、そうだな」

結衣「ヒッキーさ、もっと自分に自信持っていいんだよ。あたしが保障するから」

いろは「そうですよー、なんならわたしも保証しますよ」

生徒会室の中にいた一色まで出てきて、そんなことを言う。……ていうか、こいつさっきのやり取り全部目の前で見てたんだよな。うわ、なんか改めて認識すると恥ずかしい。

先ほどまでの俺は、めぐりさんと釣り合う自信が欠片もなかった。

一度はめぐりさんを背負う責任が持てず、逃げ出してしまったのだ。

だが、今は違う。

こんなにも素敵な女の子が、二人も俺を好いてくれたのだ。

ここで自分を卑下してしまえば、それはその二人に対する裏切りになってしまうだろう。

八幡「ありがとうな。由比ヶ浜、一色」

いろは「全く、世話が焼ける先輩ですね」

結衣「うん、もしもまた逃げたら本当に怒るからね」

八幡「もう逃げねぇよ……お前達のおかげでな」

一色と由比ヶ浜に背を向け、廊下の向こうに目をやる。もう大分遅い時間だ。人の気配も感じられず、ただ無機質な光景が広がっている。


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