過去ログ - めぐり「比企谷くん、バレンタインデーって知ってる?」八幡「はい?」
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567: ◆//lmDzMOyo[sage]
2015/08/06(木) 23:30:14.57 ID:DzSFPSUgo
書き

終わらな


以下略



568:名無しNIPPER[sage]
2015/08/06(木) 23:31:21.12 ID:/aWdOv17o
待ってる
頑張って


569:名無しNIPPER[sage]
2015/08/07(金) 00:55:09.37 ID:u5X9r3QZO
がんばよ……


570: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/08/07(金) 23:17:36.66 ID:OFktixYeo


   ×  ×  ×


以下略



571: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/08/07(金) 23:18:22.25 ID:OFktixYeo
いろは『卒業式を迎えた先輩方は今、夢と希望を抱いて、この晴れの門出の席に──』

雪乃「一色さん、平気かしら」

結衣「大丈夫だってば、いろはちゃんを信じようよ」
以下略



572: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/08/07(金) 23:18:49.03 ID:OFktixYeo
めぐり「そうだよ、一色さんは結構しっかりしてるから」

これから答辞が待ち構えているはずなのに、めぐりさんはほんわかと笑みを携えていた。さすがは前生徒会長を務め上げたことだけはある。

むしろ、前に出るわけでもない俺の方が緊張しているような気がした。
以下略



573: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/08/07(金) 23:19:39.98 ID:OFktixYeo
で、なんでその卒業式に俺や雪ノ下、由比ヶ浜が本来二年生のいるはずの席におらず、舞台袖にいるのか。

これはもう簡単な理由で、前に一色が言った『じゃあ卒業式のお手伝いだけでもお願いしますね』という言葉が現実になり、奉仕部で卒業式の運行の手伝いをすることになってしまっていたからである。一色による奉仕部の酷使無双っぷりもここまで来るといっそ清清しい。

先月のバレンタインデーイベント、先月末の期末試験、そして三月に入ってから即卒業式の手伝いと来ているので、ここのところほとんどだらだらする時間が取れていない。やだ、俺の社蓄適応度高すぎ……?
以下略



574: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/08/07(金) 23:20:28.39 ID:OFktixYeo
めぐり「実はちょっとね」

あはは、と笑うめぐりさんだが、今度は明確に無理に笑みを浮かべていると分かった。

あのバレンタインデーから一ヶ月近く。同時に、俺とめぐりさんが付き合うようになってからも一ヶ月近く。
以下略



575: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/08/07(金) 23:21:31.35 ID:OFktixYeo
八幡「……あー、まぁ、あれですよ、めぐりさんなら大丈夫だと思いますよ」

言葉に出してから、自分は致命的なまでに言葉でのフォローが下手だということに気が付いた。いや、我ながらなんかもうちょっと気が利いた言葉の選び方はなかったのん……?

しかし、俺の貧弱な語彙力では咄嗟に上手い言い方が思い付かなかったのだ。えるしってるか、いくら本で単語を大量に知ってても別にコミュ力に応用出来るとは限らないんだぜ。ソースは俺。
以下略



576: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/08/07(金) 23:22:17.55 ID:OFktixYeo
結衣「……むぅ」

後ろから誰かが唸るような声をあげていたので、振り返ってみると、なんとも複雑そうな表情をした由比ヶ浜が俺の方を睨みつけていた。

……あー、しまった。人目があることを意識してなかった。しかも由比ヶ浜。少々配慮に欠けていたかもしれない。
以下略



577: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/08/07(金) 23:22:48.95 ID:OFktixYeo
まぁ紆余曲折を経て、奉仕部は前までと同じように集まることが出来た。大体雪ノ下の奮戦のおかげである。あれ以来雪ノ下には頭が下がりっぱなしだ。

ちなみにリアルに雪ノ下に頭を下げた──というか土下座をかました回数は片指の数で収まりきらない。あれっ、もしかして両指を使っても足りない……?

その雪ノ下先生は、由比ヶ浜の様子を見て、こめかみを押さえながら軽くため息をついた。
以下略



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