過去ログ - めぐり「比企谷くん、バレンタインデーって知ってる?」八幡「はい?」
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597: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/08/07(金) 23:54:20.07 ID:OFktixYeo
俺の何が変わったというのか。訳の分からないその言葉になんと返せばいいか思案していると、平塚先生の手が俺の肩の上に置かれた。先ほどより平塚先生との距離が縮まったように感じる。

平塚「あれだけ捻くれた孤独体質を持っていた君が、そう楽しそうに彼女について語るようになるとはな。驚かずにはいられないよ」

そんなに楽しそうにしていただろうか。むしろ、やや呆れたくらいのトーンで話をしていたつもりだったのだが。

平塚「君を奉仕部に入れたきっかけになったレポートの内容、覚えているか?」

八幡「忘れました」

平塚「確か、青春とは嘘であるだとか、リア充爆発しろだとか」

八幡「忘れました」

いや、これっぽっちも覚えてない。青春は嘘であり悪であるだとか青春を謳歌せし者たちは常に自己と周囲を欺いているだとか書いた覚えは全くない。そんな事実は確認できません。

平塚「あの時のレポート、実はまだ取ってあるんだ。どうせだし、城廻にでも渡そうかと思っているのだが──」

八幡「…………」

平塚「──比企谷。私が悪かったから、流れるように土下座をしないでくれ」

っべーわ、つい癖で土下座(ゲザ)っちまったわー。まぁ俺くらいのゲザー(土下座の超上手い人)になると気が付いたら土下座っちゃうところあるからな。いやもうほんとこの一ヶ月で何度雪ノ下相手に土下座かましたことか。


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