過去ログ - めぐり「比企谷くん、バレンタインデーって知ってる?」八幡「はい?」
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74: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/06/09(火) 21:48:59.13 ID:f0GByho2o


      ×  ×  ×


翌日の放課後、俺はまたいつものように奉仕部の扉を開けて中に入る。

部室の中は既に雪ノ下によって暖気されていて、ほっと息を吐き、いつもの席に座った。

雪乃「どうぞ」

八幡「さんきゅ」

雪ノ下が淹れてくれた紅茶をふーふーしながら、湯呑みを口に運んだ。次の瞬間、体の中に暖かいものが流れていくのを感じる。

体の外も中も温まるのを感じながら、ほうっと息を吐く。あーほっこりする。このままぐーだらしていたい。

しかし今日からはバレンタインデーのイベントのなんちゃらとやらで仕事が始まるのであった。

何故俺が、リア充共がイチャコラするための場作りのために働かなくてはならないのか。もういっそ運営の手伝いという立場からなんとかしてイベントを瓦解させるような行動を取るべきなのではないかと一瞬魔が差したが、めぐめぐめぐりん先輩が涙を浮かべる光景も同時にイメージしてしまったためにその案はお流れになってしまった。

めぐり先輩を泣かせてもみろ。信者共に一瞬で殺されるだろうし、なんなら俺もそれに加わるまである。

だからと言って別に働きたくなるわけではないんだよなぁと思っていると、部室の扉がコンコンと叩かれる音がした。


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