過去ログ - 勇者「魔王と仲良くなってから」淫魔「ボクたちの思い出」【R-18】
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◆/ZsuQ/MGAE
[saga]
2015/06/08(月) 19:56:48.04 ID:6wYjheLlO
・(サイド)龍に一撃!
(火山地帯・火の四天王の住処)
勇者「うりゃぁぁぁ!」ブォン!
女戦士「だあぁぁぁ!」ブォン!
弓使い「倒れろぉぉ!」パシュッ!
ドグシャア!!……ズン…
火の四天王「ッ…見事だ…!」
勇者「決まった…!」
女戦士「…やったー!!」
弓使い「へっ…ざまぁみろ!」
火の四天王「…約束通り、負けを認めよう。少し、待ってもらえないか?」
僧侶「大丈夫なのですか?」
火の四天王「なに…龍の体はヤワではないさ」ズン…ズン…
勇者「はぁー…でも、この勝ちはお情けだよな」
僧侶「そうですね。火の四天王がルールを変えてくれなければ、私たちは負けてました」
青魔「龍って、意外と紳士的…と言うより、互角から不利な戦いをしたいからね。
あれ以上は一方的になるって思われたかな」
弓使い「あれで手加減されてたのか…ちくしょう!」
女戦士「ううん、あの龍は本気だったよ!」
青魔「ボクたちも、龍と対等ぐらいになる力になったんだね」
「うぬぼれてもらっては困るな」
勇者「おぉっ!?」
僧侶「あの…どちらさまでしょうか?それに、その服…」
「私は…そうだな、龍女という。火の四天王から、勇者について行けと言われてな」
僧侶「それで、火の四天王は…」
龍女「…死んだよ。自分の体を過信しすぎた報いが来た」
僧侶「そうですか…冥福をお祈りします」
龍女「最近の人間は魔物にも祈ってくれるのか?」
僧侶「いえ、個人的なものですので」
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