過去ログ - 勇者「魔王と仲良くなってから」淫魔「ボクたちの思い出」【R-18】
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25: ◆/ZsuQ/MGAE[saga]
2015/06/13(土) 12:43:09.70 ID:Mx8z/IFNO
(続き)後遺症
(魔王軍の砦周辺)


隊長「なんか賑やかだな」

僧侶「しかし…出入りしてる人に、人間もいくらか見受けられますね」

弓使い「…魔物…?」

女戦士「弓使いも、魔物の気配を感じるの?」

隊長「俺が出て聞いてみるか?」

僧侶「いえ、勇者は反魔王派にかなり知られてしまってますから、私が聞いてみます」

隊長「それなら、それで頼む」

弓使い「いって…らっしゃい…」

僧侶「…ちょっと変装してから行ってきます」


・・・・・


司祭(僧侶)「もし、そこのお方」

「ん?私かい?」

司祭「はい、ここはどこなのでしょうか?」

「ここはね…半端者達のたまり場なんよ」

司祭「半端者…ですか?」

「そう。人にも魔物にもなりきれなくて、どっちにも溶け込めない…
 私たちのようなものたちが寄り添って住んでるのさ」

司祭「…失礼ですが、そうなった原因は分かりますか?」

「確か、まだ魔物と和解する前だったかね…町の近くの洞窟から変な煙が出てきて、それを吸っちゃった人や魔物が変化してしまったのさ」

司祭「…魔物も、ですか?」

「そう。魔物も人間みたいになって、人間は魔物の要素が付いて…変になったのさ」

司祭「なるほど…」

「…話が長くなっちまったね。最寄りの人間の町はあっちだよ。
 あんたも半端者は嫌だろ?」

司祭「いえ、そんなことはありません…でも、ありがとうございました」

「はい、今度は迷わないようにね」


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