過去ログ - 勇者「魔王と仲良くなってから」淫魔「ボクたちの思い出」【R-18】
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52: ◆/ZsuQ/MGAE[saga]
2015/07/18(土) 12:46:36.30 ID:s46X1x/cO
・(続き)半端者の砦
(魔王軍の砦)


「…おや、あんた…」

女戦士(両腕ゴーレム)「えっと…自分みたいなのが集まってるって聞いたんだけど…」

「…そうさね。ちょっと見学するかい?」

女戦士「あ、お願いします!」

「はいよ、それじゃあついておいで!」


・・・・・


ワイワイガヤガヤ…

女戦士「結構賑やか!」

「人間と魔物が和解してから、行商人も足繁く通うようになって活気も出たさね」

女戦士「それまでは?」

「自給自足。砦の屋上で野菜を作ったり、周りの森で狩りをしたり。
 後は人間と見た目があまり変わらない人が街まで行商したりとか」

女戦士「へぇー…」

「ただ、和解してもこの砦の主は頑固でね…」

「妾(わらわ)も好きこのんで頑固になってるわけではないぞ」

「おや、主さん」

女戦士「あ、あの、はじめまして!」

「はじめまして、妾がこの砦の主、吸血鬼じゃ」

女戦士「へ!?吸血鬼!?」

吸血鬼「左様。とは言っても母上は人間だったからハーフじゃ。
    ある地方では妾みたいなのをダンピールと呼ぶらしいのぉ」

「つまり、主さんも半端者さね」

吸血鬼「他の者とは事情が違うがの…それより狼よ、この者と2人きりで話をしたい。
    執務室はしばらく締め切りじゃ」

狼「はいさ、伝えておくよ!」

吸血鬼「さて、そこの者…着いてまいれ」

女戦士「は、はい!」


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