過去ログ - 仗助「艦隊これくしょんンンン〜〜〜〜?」
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121: ◆rVyvhOy5r192[saga]
2015/06/15(月) 00:22:10.52 ID:wLEbShnIO

 艦娘の保護。

 建造以外に艦娘をどこで艦隊に加えるのかと言われたら、もう一つの答えがそれ。

 建造を行うか。作戦を遂行した艦隊へと大本営から配属されるか。それとも――というものだ。

 そんな訳で、提督の椅子に腰かけて。

 隣には社長室の美人秘書の如く、無言で立つ加賀。

 赤絨毯に目をやって、(どーにも尻の辺りが据わらねーぜ)と頭を掻く仗助の視線の先――茶色いドアが勢いよく開いた。

 紺色のセーラー服とは対照的に、燃え上がるような赤髪が棚引き炎の河を形成する。

 速度はあるが、どことなく詰めの甘い敬礼と小さな背丈。

 満面の笑みを浮かべる少女は、駆逐艦だろうか。


「よろしくでっす、しーれーいかーん! うーちゃんは卯月だっぴょん!」

「お、おう……なんか個性的な艦娘だな」


 別に今に始まった事ではない、が。

 そもそも第三者からしては艦娘だけでなく提督まで個性的である。

 胸元が大きく開いてハート型に加工された学生服など、その最たる例であろう。


「流石に気分が高揚するわ」

「……加賀さん?」

「なんでもありません」




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