過去ログ - 仗助「艦隊これくしょんンンン〜〜〜〜?」
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132: ◆rVyvhOy5r192[saga]
2015/06/15(月) 01:11:33.02 ID:wLEbShnIO

 ◇ ◆ ◇



 親睦会も兼ねて――というか。

 単純に人数が少ないので、皆が一緒に食卓を囲む。

 空のテーブルばかりが並ぶだだっ広い食堂の一つのテーブルに肩を寄せ合って、これまた皆が同じメニューを。

 卯月は加賀と仗助から最も距離を取ったテーブルの隅に。

 彼女の正面と真横を大井と山城が囲み、加賀は卯月の斜め向かい、仗助の隣。

 仗助の正面に位置するのは天龍であるが。


「ところでよー、提督のそのヘアスタイルってよー」

「……!」


 そんな夕食のひと時、天龍がふと思いついた様に言った。

 手にはフォーク。口の端に、ミートソースを付けて。


『……ッ!?』


 これに泡食ったのは残りの全員だ。

 加賀はお盆を仗助から遠ざけ、大井は無言で笑顔のまま身をズラして、山城は眉間を押さえる。

 卯月は――卯月、彼女が一番気の毒だろう。

 冷や汗を浮かべて、歯の根が噛み合わない。

 訳も判らないままポルターガイストのような現象に襲われたのだ。ブチ切れて追い詰めて来る提督とセットで。更には窓から紐なしバンジー。

 その悲劇がもう一度繰り返されようと言うのか。

 全員が全員、無言でアイコンタクトをするが――悲しきかな、片目しかない天龍の視線はすっかり仗助の頭である。



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