過去ログ - 仗助「艦隊これくしょんンンン〜〜〜〜?」
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134: ◆rVyvhOy5r192[saga]
2015/06/15(月) 01:15:53.76 ID:wLEbShnIO

 どう見ても。

 どう見ても、嘘を言っていない。

 天龍の瞳は輝いてるし、何故だかと得意げに腕を組んで頷いているし、聞いても無いのにどう凄いかを遠慮なく陳列する。

 あの。

 時代遅れの、どう考えても古臭い、明らかに異様な様相を醸し出すリーゼント相手に。


「いやー、イカすぜそれ。軍人としちゃあナシかも判んねーけど……オレとしちゃあ『覚悟』がバシバシ伝わってきていいねえ」

「お……」

「どうにもなよっちい野郎に提督業なんてやらすくらいならな、お前みたいにこう『ガッ』と来てる方がヤベーっつうか」

「おめー……」

「うんうん、オレには分かるぜ。その髪型……間違いなくこう……生き様ってのが出てる。いいねぇいいねぇ」

「天龍……おめー、グレートだぜッ。流石は世界水準超えって言うだけあるよな〜〜〜〜〜〜〜〜ッ」

「おいおいなんだよ急に……褒めるなよ。ま、当然だけどなー」


 「オレって世界水準超えてるし?」と得意げに胸を張る天龍と、「グレートだぜ」を連呼して拳を合わせる仗助。

 どうやらこの二人は精神構造が近いというか、同じ枠組みだと言うか――要するに不良系だ。

 恐らく、最も意気投合してやっていくはずだ。

 そう気付いた加賀は、


「……やれやれね」


 ただ一言、そう漏らした。




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