過去ログ - 仗助「艦隊これくしょんンンン〜〜〜〜?」
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186: ◆rVyvhOy5r192[saga]
2015/06/21(日) 22:48:32.30 ID:o8DMTd5gO

 それから六人が連れ立って、舗装された道路を歩く。

 皆が皆、無言だった。

 山城は俯きがちに。大井は、また面倒な事になった、と。

 卯月は胸を撫で下ろしつつ落ち着かない様子で。加賀はいつも通り。

 そんな中、天龍が足を止めた。

 丁度燃料などを貯蔵する蒲鉾型の倉庫の前。両開きの鋼鉄の扉が、重々しく鎮座する。


「なあ、提督……大丈夫なのか?」


 任務をあんな風に蹴り飛ばして上官に反抗的な態度をとった。

 それはかつての帝国海軍なら考えられない事である。命令により、したくもないのに捕虜を処分した船もあったのだ。

 だからこそ、天龍の懸念は尤もだが……


「ああ、別に何も問題はねーっスよ……何も」


 仗助は平然と、そう答えた。


(相手が腹ァ立てて、こっちに直接出向いてくるっつーんならヒントになって好都合だしよォ……)


 そこに、この現象の解決案があるかも知れない――仗助の瞳が鋭くなる。



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