過去ログ - 仗助「艦隊これくしょんンンン〜〜〜〜?」
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30: ◆rVyvhOy5r192[saga]
2015/06/07(日) 20:00:22.55 ID:ls1echYxo

 そう。


「【クレイジー・ダイヤモンド】……火薬と砲身を『直した』」


 先ほど仗助は触れていたのだ。

 二人目掛けて、指令部目掛けて撃ち出された砲弾に。そしてその砲弾に付着していたある物体に。

 それは――


「これは承太郎さんからの聞きかじりだがよォ……銃ってのは、『撃つたびに銃身が磨り減って』『火薬がこびり付く』らしいな」


 爆風により乱れてしまった髪を整えつつ、やおら仗助は体を起こした。

 日本人離れした長身と、堀の深い顔。これはある意味当然であった。彼には半分、日本人以外の血が入っているのだから。

 学生服を押し上げる筋肉質の肉体はどこまでにしなやかに、緊張を解いて構えを解いた。

 そして……指さす。さながら番えた弓矢を――銃口を相手に照準するかの如く。


「次弾を装填したな……そこには『新品になった火薬』と『鉄粉』が詰まってるぜ」


 弾薬庫と砲身――薬室へと繋がるその扉の傍に、積もり重なる鉄粉と火薬。

 必然、扉が開閉するという事はその鉄粉と火薬は――



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