過去ログ - 仗助「艦隊これくしょんンンン〜〜〜〜?」
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◆rVyvhOy5r192
[saga]
2015/06/11(木) 23:23:53.46 ID:X09KXGQhO
(やっべぇ〜〜〜〜〜〜、つい熱くなりすぎちまった――――)
今さら、どう答えようと全てが遅い。
これだから賭け事ってのは嫌なんだとか、なんだかさっきから俺マヌケみてーじゃねーっすか?と漏らしそうになる仗助と。
仗助に目をやって、今度は生まれた資材に目線を向ける加賀。
処刑台に乗せられた気分だ。
次に何が出てくるかは判らないが――とりあえず碌な事ではないだろう、と肩に力を籠めた仗助に、
「……やっぱり、あれは偶然ではなかったのね」
「う……」
「確かめる為と言っても、騙してすみませんでした」
頭も下げずに、至って平素な表情のまま、加賀は瞳を落とした。
床に向いた視線と、無言。
どうしたものかと窺おうとする仗助へと紡がれる二の句。
「提督が、何故隠そうとしているのか判りませんが」
「……」
「いえ……、その…………どんな力を持っていても、貴方は私の提督です」
それを伝えたかったと、加賀は口を結ぶ。
そこで漸く、仗助の中で合点が行った。
なるほど――――つまりは。
加賀は仗助が、“人とは違う異能を持ち”“他人に打ち明けても理解が得られず”“それが故に自らを偽っている”――。
そんな風に感じたのだろう。
であるからこそ、こうも回りくどい方法で仗助を刺激して能力の使用するよう仕向けた。
それも全て、『言い逃れが出来ない状況で能力を使わせ』『使った上で「仗助を差別した目で見ない」と伝える為』に。
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