過去ログ - 仗助「艦隊これくしょんンンン〜〜〜〜?」
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883: ◆rVyvhOy5r192[saga]
2015/10/04(日) 22:48:50.69 ID:/EYK5OCCO


 注文をしてくる――と、瑞鶴は店の中に向かって行った。

 なんでもやはり、艦娘にはある程度心を開いているが、人間に対してはそれほどでもないらしい。

 仗助が注文を頼みに行ったら、居留守を決め込まれるだろう――――との事。

 それは、『店屋としてどうなんだ?』という気がしなくもないが……昔話に出てくる妖精からしてそうなのだ。そういう『ルール』なのだろう。


「……ここ、いいかい?」


 呼びかけられ、顔を上げる仗助。

 眼前に居たのは――星のマークを散りばめた、頭蓋骨の形にぴったりと嵌ったタイトな帽子。そして、馬の蹄鉄と思しきアクセサリーを額に飾った青年。

 寒色系の衣装から、どことなく青年の冷徹さが強調される。

 外国人……だろう。顔立ちは日本人のそれと異なる。

 見覚えがない人間だ。当然ながらこちらの世界に来てから、空条承太郎を除けば、艦娘としか触れ合っていないのだから。

 しかし、それなのに――。

 どこか――――どこかで会ったような、まるで他人ではない雰囲気を覚える。そんな奇妙な感覚に首を捻りつつ、仗助は応答した。


「あ、悪いっスっけどそこ……連れがいるんスよ。だから別の席にしちゃあ貰えないっすかぁ〜〜〜〜〜?」



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