15:名無しNIPPER[saga]
2015/06/07(日) 18:15:50.17 ID:E5S6rm4f0
コトンと靴が、足から離れて地面に落ち、おれは事態を理解した。
地軸がゆがんだのではなく、おれの片足がなくなっているのだった。
時がたつにつれて、おれの足がどんどんなくなっていった。
風に吹かれる灰のように、おれの足が消えつつあるのだった。
細かく分解されたおれの足は、次々と画面に吸い込まれていく。
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