過去ログ - 女生徒A「地面に埋まった」 女生徒B「… … …」
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1: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/06/07(日) 19:46:14.59 ID:dMq3QRAJ0

女生徒A「… … …」

女生徒B「… … …」

A「ちょっと」

B「… … …」

A「ねえ、ちょっと」

B「… … …」

A「ねえ!わざと無視してるフリしてるでしょ!?アンタよアンタ!」

B「… … …?」

A「そのわっざとらしい『私ですか?』みたいな首の傾げ方やめなさいよ!アンタだって言ってるでしょ!」

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2: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/06/07(日) 19:47:10.81 ID:dMq3QRAJ0

B「なにか用?」

A「あのねえ、用も何も…私の状況見ればわかるでしょ!?」

以下略



3: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/06/07(日) 19:48:29.52 ID:dMq3QRAJ0

A「普通この状況みたら助けようとかどうしようとか思うでしょ!?なんで素通りしようとしてたわけ!?」

B「めんどくさいから」

以下略



4: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/06/07(日) 19:49:37.55 ID:dMq3QRAJ0

A「アンタ… 私と同じ制服よね?何年生?」

B「2年」

以下略



5: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/06/07(日) 19:50:49.65 ID:dMq3QRAJ0

A「あのねえ。人がコンクリートの地面に下半身が埋まって身動きが取れないのよ?しかも同じ学校の先輩」

B「うん」

以下略



6: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/06/07(日) 19:52:14.26 ID:dMq3QRAJ0

A「お願いします、助けてください…。 …これでいい?」

B「うん」

以下略



7: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/06/07(日) 19:53:29.31 ID:dMq3QRAJ0

B「とりあえず引っ張ってみる」

A「そうね、お願い」

以下略



8: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/06/07(日) 19:54:29.08 ID:dMq3QRAJ0

A「駄目…アンタ一人の力じゃびくともしないわ…」

B「どないしまひょかあねさん」

以下略



9: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/06/07(日) 19:55:25.34 ID:dMq3QRAJ0

10分後

B「… だめ。人のいる気配がない」

以下略



10: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/06/07(日) 19:56:41.65 ID:dMq3QRAJ0

B「お母さんに怒られるくらいどうってことないんじゃ」

A「… 駄目」

以下略



11: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/06/07(日) 19:58:00.63 ID:dMq3QRAJ0




B「119番、呼んできた。もうちょっとで来ると思う」
以下略



12: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/06/07(日) 19:59:34.55 ID:dMq3QRAJ0

A「3歳の頃から習い事始めてさ。今じゃ塾とピアノに英会話にスイミング…今度はフィギュアスケートも始めさせるつもりなんだってさ、ママ」

B「すごい」

以下略



13: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/06/07(日) 20:01:52.87 ID:dMq3QRAJ0

A「アンタ、急いでたんじゃないの?ホントに、もういいよ。レスキューに任せれば」

B「… … …」

以下略



14: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/06/07(日) 20:02:57.68 ID:dMq3QRAJ0

B「… … …」

B「ピアノ、何時から?」

以下略



15: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/06/07(日) 20:04:06.29 ID:dMq3QRAJ0

B「30円のジュース買って、ポテトフライ買って、つまみながらメタスラやるのが通のやり方なのだ。私がやり方を教えよう」

A「… … …」

以下略



16: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/06/07(日) 20:05:20.27 ID:dMq3QRAJ0

B「落ち着いたか」

A「…うん」

以下略



17: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/06/07(日) 20:06:36.64 ID:dMq3QRAJ0

B「身体は従っても、心が従わない時がある。 そういうときはずっと縛り付けられたままになってしまう」

B「大事なのは、心も従わせる事。 簡単な事なのに、なかなかこれが出来ないヤツが多い」

以下略



18: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/06/07(日) 20:07:45.04 ID:dMq3QRAJ0




A(私と彼女は、近くの河原に場所を変えていた。 夕日が沈む頃。私と彼女は、ずっとそれを見ていた)
以下略



19: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/06/07(日) 20:08:46.79 ID:dMq3QRAJ0

A「… ねえ」

B「…?」

以下略



20: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/06/07(日) 20:09:34.05 ID:dMq3QRAJ0

A(それが、私とBの生活の始まりだった)

A(死んだ私、Aと、死んだ人が見える、B)

以下略



21: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/06/07(日) 20:14:47.93 ID:dMq3QRAJ0

はじめまして。◆l3y7Z.NoQUというものです。
なんとなく書いたオリジナルのSSをこれから投稿させていただきます。
不慣れな面も多いのですがどうぞよろしくお願いします。

以下略



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