過去ログ - 女生徒A「地面に埋まった」 女生徒B「… … …」
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162: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/06/21(日) 21:44:37.50 ID:kodkfcY70

C「お母さんはまだ、お家にいるっス。…ボクが死んでも、まだお家で暮らしてくれている… そう信じてるっス」

C「住んでいるのは違う世界でも… お母さんは、ちゃんと生きていて、ボクもちゃんと生きてるっス。 だから…ボクは寂しくない…。そう思う事にしたっス」

以下略



163: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/06/21(日) 21:45:44.91 ID:kodkfcY70

B「もう手、離してやれ。お前にも十分に分かっただろ」

暗い青年「… … …」

以下略



164: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/06/21(日) 21:47:41.75 ID:kodkfcY70

暗い青年「…ありがとう。 俺の話、聞いてくれて…」

C「…はなし…?」

以下略



165: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/06/21(日) 21:48:54.15 ID:kodkfcY70

A「… あ…」

A(Cちゃんと握手をしたお兄さんの手が… いや、身体全体が、消えていく。景色に同化するように、ゆっくりと…)

以下略



166: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/06/21(日) 21:50:03.74 ID:kodkfcY70

A(… そして、お兄さんの身体は、完全に消えた)

A(Cちゃんは、握手をしていた手を、しばらくそのままにしていて… 溜まっていた涙を拭って)

以下略



167: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/06/21(日) 21:51:11.77 ID:kodkfcY70

B「良かったな、ヘアゴム取り返せて」

C「… でも、お兄さんが…」

以下略



168: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/06/21(日) 21:52:02.07 ID:kodkfcY70

B「さて、長居はできない。さっさと家に戻るぞ」

C「… … …」

以下略



169: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/06/21(日) 21:53:18.75 ID:kodkfcY70


C「… ボク、殺されたんです」


以下略



170: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/06/21(日) 21:56:54.54 ID:kodkfcY70
四話投稿完了しました。お待たせいたしました。
今回の終わり方で殺人鬼編に突入… という事はせず、あくまで短編の中の一つの設定として組み込むだけです。
AとBの日常生活が基本ですので、その中で謎の解明も少しずつやっていきたいなあ、と思います。
次回は明るい話がいいなあ… とか。

以下略



171:名無しNIPPER[sage]
2015/06/21(日) 22:21:23.83 ID:n4D5tLHSo
乙乙


172:名無しNIPPER[sage]
2015/06/21(日) 22:57:49.67 ID:Hlibph6h0
乙!


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