過去ログ - 女生徒A「地面に埋まった」 女生徒B「… … …」
1- 20
247: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/07/20(月) 20:35:24.37 ID:vEShvsIY0

A「幽霊だよね、キミ…。っていうか、普通、リードもない犬がこんなところでうろついてたらまず周りの人が見るはずだし…」

A「だいいち…」

以下略



248: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/07/20(月) 20:36:44.78 ID:vEShvsIY0

A「Bの言葉を借りると…」

A「幽霊っていうのは満たされていない魂が浮遊している状態であって、満たされさえすれば成仏できる…」

以下略



249: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/07/20(月) 20:38:12.71 ID:vEShvsIY0

A(Bなら…自分以外の幽霊に構っていてもキリがないっていうから放っておけ、ってどうせ言うんだろうけど)

A(ま、どうせ私も暇なんだし。犬の幽霊の成仏なんて、Bに見つかったら即座に面倒くさがられるしね)

以下略



250: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/07/20(月) 20:39:46.12 ID:vEShvsIY0

A「… … …」

A(ホントに賢い犬だなぁ。リードもないのにちゃんと後ろからついてくる私と距離保ってるし。ホントに案内してくれてるみたい)

以下略



251: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/07/20(月) 20:41:13.65 ID:vEShvsIY0

A(今度はさっきと全然違う道だ…。 間違えるにしてもえらい間違えようだね)

A(ま、この辺、住宅街で十字路の似たような景色多いからなぁ。犬でも迷っちゃうのかな)

以下略



252: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/07/20(月) 20:42:32.16 ID:vEShvsIY0

A「… … … 参ったなぁ。本格的に迷子なの?キミ」

犬「… … …」

以下略



253: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/07/20(月) 20:43:59.51 ID:vEShvsIY0

A「また全然違うコース…?ホントにどこ向かってるのよこの子…」

犬「… … …」

以下略



254: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/07/20(月) 20:45:41.47 ID:vEShvsIY0

C「じゃじゃーん! お久しぶりっス、Aさん」


A「Cちゃん!またえらい唐突だけど、どうしたの!?」
以下略



255: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/07/20(月) 20:47:12.59 ID:vEShvsIY0

C「今日はBさんは一緒じゃないんスね」

A「うん、今学校行ってるとこ。…私は、単に気まぐれで散歩しようかと思ったんだけどさ。この犬の幽霊に出会っちゃって」

以下略



256: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/07/20(月) 20:49:08.09 ID:vEShvsIY0

A「わかった、って… この子のお家が?」

C「おおよそ、っスけどね。あと、ボクの予想っスけど」

以下略



257: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/07/20(月) 20:51:12.45 ID:vEShvsIY0

A「じゃあこの子自身がお家を忘れちゃってて、思い出そうとして生きていた頃の散歩のコースを歩いていた、とか?」

C「そうっスねー…。 理由はよく分からないけれど、少なくともワンちゃんのお家がこの住宅街のどこか、っていうのは間違いないと思います」

以下略



500Res/311.28 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice