過去ログ - 女生徒A「地面に埋まった」 女生徒B「… … …」
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51: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/06/09(火) 21:07:19.86 ID:oGJauVLC0

A「B、ありがと」

B「うるせーやい」

以下略



52: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/06/09(火) 21:08:08.83 ID:oGJauVLC0

A「私と同じ?」

B「何らかの理由で死んで魂はそこに残る。死ぬ間際の目的や行動に矛盾が生じている場合、そこから動けなくなる事が多い」

以下略



53: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/06/09(火) 21:09:16.08 ID:oGJauVLC0

オッサン「テレビの観過ぎだドアホ!俺が死んだだとぉ!?んな馬鹿な事起きてたまるか!」

A「実際に電柱に埋まってるんだから、その馬鹿な事が起きてるんだよねぇ」

以下略



54: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/06/09(火) 21:10:19.56 ID:oGJauVLC0

B「ほっといて帰れば自然に消えてるもんだ。行くぞ」

A「でも…」

以下略



55: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/06/09(火) 21:11:12.53 ID:oGJauVLC0

B「オッサンがこうなる以前の行動をよーく思い出してみて。何かなかったか?」

オッサン「何か、ってなんだよ」

以下略



56: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/06/09(火) 21:12:13.82 ID:oGJauVLC0

A「だったら何でお酒飲み歩いてるのよ」

オッサン「… … …」

以下略



57: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/06/09(火) 21:13:10.48 ID:oGJauVLC0

A「家帰るの、辛かったんだね」

オッサン「感謝もされねぇ。むしろ近づくななんて言われる始末だ。帰りたくなるほうがおかしいだろうが」

以下略



58: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/06/09(火) 21:14:00.20 ID:oGJauVLC0

B「… … …」

B「それで、話を戻して… 呑み屋に向かってたんだよな」

以下略



59: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/06/09(火) 21:14:54.51 ID:oGJauVLC0

B「それで、吹っ飛んだ身体がこの電柱にぶつかって、ってわけだな」

オッサン「じゃ、じゃあ、俺は…」

以下略



60: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/06/09(火) 21:15:44.44 ID:oGJauVLC0

B「死んだヤツは時間の感覚がなくなって彷徨う事が多い。自分が死んだ事に気付けないなら、なおさら」

B「数か月、一年…あるいは、何十年もその場にいる事もある」

以下略



61: ◆l3y7Z.NoQU[saga]
2015/06/09(火) 21:16:37.36 ID:oGJauVLC0

オッサン「ふざけんなよ…」

オッサン「死んだだなんだって人を呼んでおいて、今度は半年前だぁ…?馬鹿にするのも大概に…」

以下略



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