過去ログ - モバマス太公望 -SS速報VIP

過去ログ - モバマス太公望

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114:名無しNIPPER[saga]
2015/06/09(火) 22:44:24.80 ID:E5u6LA0O0
肇（どうしよう……何か言わなきゃならないのに……
　　この人が安心して逝けるように、気の利いた言葉を……）

千秋「ふふっ……死ぬ前に、珍しいものを見たわね……
　　　太公望が動揺しているところ……なんて……」

以下略

115:名無しNIPPER[saga]
2015/06/09(火) 22:45:59.87 ID:E5u6LA0O0
法子「どうしよう……あたし、何にもできないのに……
　　　ずっと、千秋さんに甘えていて……うっ、うっ、うっ」

肇「殿下……いえ、周公様。私達は、共に大事なものを失いました。
　　大事なものを失った者同士、力を合わせてまいりましょう」

以下略

116:名無しNIPPER[saga]
2015/06/09(火) 22:46:54.99 ID:E5u6LA0O0
肇「私がおります。ずっと、貴方の傍に……」

法子「……ねえ、貴方のこと、肇さんって呼んでも良い？」

肇「どうぞ、ご随意のままに」

以下略

117:名無しNIPPER[saga]
2015/06/09(火) 22:49:05.83 ID:E5u6LA0O0
肇「……姫発様、いえ、法子ちゃん。無理をしてはいけません。明るく振舞ってもだめです」

法子「な、なんのことかな？」

肇「これから先、法子ちゃんは一国の主として、多くの試練に遭うでしょう。

以下略

118:名無しNIPPER[saga]
2015/06/09(火) 22:50:28.26 ID:E5u6LA0O0
法子「ありがとう。じゃあ、お言葉に甘えて……」

法子「千秋さん……あたし、頑張るよ。必ず、千秋さんの夢をかなえてみせる……
　　　だから、見守っていてね……」

以下略

119:名無しNIPPER[saga]
2015/06/10(水) 20:52:27.29 ID:UxeWgTvt0

～数ヵ月後　豊邑～

肇「あの、法子ちゃん。少し良いですか？」

以下略

120:名無しNIPPER[saga]
2015/06/10(水) 20:53:33.46 ID:UxeWgTvt0

ｼﾞｬﾘｼﾞｬﾘｼﾞｬﾘ

法子「うわぁ！　やっぱりさび付いてる！　これじゃあ使い物にならないよ」

以下略

121:名無しNIPPER[saga]
2015/06/10(水) 20:54:21.59 ID:UxeWgTvt0
法子「こんなボロボロの剣が役に立つの？　信じられないけどな……」

法子「けど、まあいいや♪　肇さんが、何の意味も無く、こんなこと言わないもんね」

肇（常命の人に、この剣を抜ける者がいるとは……）

以下略

122:名無しNIPPER[saga]
2015/06/10(水) 20:55:36.63 ID:UxeWgTvt0
肇「いまは内政によって国力を高め、外交によって味方を増やしましょう」

法子「もっと手っ取り早く、商を倒せる方法は無いのかな？」

肇「すでに、商の廷臣達の切り崩しにとりかかっています。

以下略

123:名無しNIPPER[saga]
2015/06/10(水) 20:57:07.37 ID:UxeWgTvt0
肇「同盟相手として、一番重要になってくるのは、やはり召でしょう。
　　その気になれば、独力で商に対抗できるほどの国力を有していますし、商との関係は険悪です」

法子「でも、この前肇さんが召に行った時以来、特に交流とか無かったよね」

以下略

124:名無しNIPPER[saga]
2015/06/10(水) 20:58:22.73 ID:UxeWgTvt0

～渭水～

肇「召公様、よくぞここまでお越し下さいました」

以下略

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