過去ログ - 蘭子「竜騎兵?」モバP「ただの航宙機だよ」
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249: ◆mQj2aE4gE.[saga]
2015/10/25(日) 16:45:11.44 ID:zUBOKMIwO
凛「…Pは、私と出会った時の事って覚えている?」

P「出会ったときって言うと、俺がスカウトした時の事か?」

凛「それもそうだけど…やっぱり覚えてないか」

P「?」

突然の質問に困惑するP。
出会った当初と言うと、やはりスカウトの時ぐらいしか思い当たらない。
しかし、凛はそれ以前に会ったことがある素振りを見せる。

P「すまん。でも本当にそれ以外に心当たりがないというか…」

凛「いや…まぁ、それもそうだよね。だって、4年ぐらい前の話だし」

4年前…そう、まだPがUGSFに居たころに、凛が中学生になるかならないかの時期のころに、Pと会ったと彼女は言う。
Pは自分の記憶を辿ってみる。
4年前、その時に地球に来ていた時は何時なのか…。
航空祭か?それともオフの時か?或いは、組織を抜けた時か?
でも、凛と思わしき人と会った記憶が思い出せない。
その答えは、凛の口から出た。

凛「実はね、電車で痴漢に遭ったことがあってさ…その時に助けてくれたのがPだったんた」

P「痴漢?もしかして、あの時の女の子が凛だったのか?」

言われてみれば、休暇に電車の撮影しに乗っていた時、痴漢を捕まえた記憶はかすかにある…が、その時の女の子については正直覚えていない。
もし本当だとしたら、偶然の重ね合わせで今があるしか思えない。

凛「うん…まぁ私も驚いたよ。だって、その時に会ったままの人から声をかけられたしから、時間が元に戻ったのかなと思ったぐらいだし」

P「時間かぁ」

凛「…もしかして、若作りか何かしているの?それとも、童顔なの?」

P「いやそれはないから…ってか、この顔を見て童顔って」

これでもいい感じに老けてきた…と思いたいが、実年齢と肉体が合って無いのも事実であるなと自己完結する。
しかし、何故いきなりこの話題を振ってきたのか、個人的に興味を抱いた。

P「それで、初めて4年前に出会って、つい最近に再会した事実はわかったけど…また急にどうしたの?」

凛「ううん、ただ覚えているかなって…」

それだけ、そう最後に小さく呟いた。



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