過去ログ - 葉山「だから俺は君が嫌いだ、比企谷」
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名無しNIPPER
[sage]
2015/06/25(木) 12:45:09.71 ID:7Nhqrf61o
おつおつ
いい雰囲気書くなぁ
113
:
名無しNIPPER
2015/06/25(木) 14:05:07.68 ID:wJRwhVcW0
じゃんけんぽんの掛け声とともに、皆が一斉に腕を突き出す。
数回のあいこを経たのち、勝敗は決する。
多くの人がグーを出す中、チョキを出している者が二人。
以下略
114
:
名無しNIPPER
2015/06/25(木) 14:20:00.56 ID:wJRwhVcW0
「あ、ありがとうございましたー……。」
ピロリロリローンという電子音と、店員のお姉さんの疲れきった声に見送られコンビニを後にする。
右手には酒類の入ったビニール袋、左手にはアイスや重めのつまみが入ったビニール袋。
以下略
115
:
名無しNIPPER
2015/06/25(木) 14:28:48.58 ID:wJRwhVcW0
「こりゃ明日はお隣さんに謝りにいかないとだな……。」
あまり騒がないようにはしているものの、それでもやっぱり騒々しくしてしまっているのだろう。
「お隣さんってあのおかっぱで眼鏡かけた地味っぽい女の子?」
以下略
116
:
名無しNIPPER
2015/06/25(木) 14:38:09.95 ID:wJRwhVcW0
「いや挨拶とかめっちゃするっつーの。普通近所付き合いしてるっつーの。」
「そ。なら別にいいんだけどさ。」
いやいやだからそうじゃなくてだな……。
以下略
117
:
名無しNIPPER
2015/06/25(木) 14:47:51.43 ID:wJRwhVcW0
「でさ、これはあーしの想像……というか勘なんだけど。」
「ん?」
「あの人、多分ヒキオに惚れてるっぽいよ。」
以下略
118
:
名無しNIPPER
2015/06/25(木) 15:02:04.17 ID:wJRwhVcW0
「とは言っても、まだあんまりガチな感じじゃなくてなんとなくいいなーって思ってるレベルだと思うけど。」
「お、おう……。」
「まぁまだそんな段階だし。ヒキオも普段どおり接してあげればいいと思う。」
以下略
119
:
名無しNIPPER
2015/06/25(木) 15:11:17.78 ID:wJRwhVcW0
彼女は俺に逃げるなと言った。
それはとりもなおさず、俺が逃げるような人間ではないと評価してくれたからこそだ。
言うなれば、三浦由美子から比企谷八幡への信頼の証。
以下略
120
:
名無しNIPPER
2015/06/25(木) 15:21:38.57 ID:wJRwhVcW0
「だいたいさ、ヒキオあんたちょっと自覚した方がいいよ?」
「ん?なにをだ?」
「……それマジで言ってんの?」
以下略
121
:
名無しNIPPER
2015/06/25(木) 15:29:15.36 ID:wJRwhVcW0
「あーしさ、大学の友達からよく男紹介してくれって言われるんだけどさ。」
「その七割から八割ぐらいは隼人のことなんだけど、残りの二、三割はあんたのことなんだよね。」
「すげーな葉山。モテモテじゃん。」
以下略
122
:
名無しNIPPER
2015/06/25(木) 15:36:25.47 ID:wJRwhVcW0
「そういうわけだから、あんたにはあーしに感謝して欲しいくらいだわ。」
「え?俺全然紹介してもらってないんですけど?」
「あんたが本気で紹介して欲しいって言うならいくらでも紹介するわよ。あーしの友達みんないい娘だし。」
以下略
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