過去ログ - 葉山「だから俺は君が嫌いだ、比企谷」
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94:名無しNIPPER[sage]
2015/06/23(火) 06:12:34.70 ID:Ej8jmFrTO
マダー?


95:名無しNIPPER
2015/06/24(水) 22:15:01.36 ID:FO6mggab0
やつらが俺の部屋に訪れるのは時間にすれば午後10時を過ぎた頃が多く、そのまま泊まっていくまでがセットになっていた。

だからだろうか、今日はバイトがあるのかと確認のメールが来て、今日はないと答えたときも、彼女が来るのはそれぐらいの時間だろうと勝手に思っていた。

なので、午後7時を過ぎた頃に呼び鈴が鳴ったときは少し驚いた。
以下略



96:名無しNIPPER
2015/06/24(水) 22:23:29.64 ID:FO6mggab0
トートバックから顔を出していたので、ソレの存在はわかっていた。

雪ノ下が土産として持ってきたものは、日本酒一瓶とつまみとなる乾き物数点。

日本酒はあまり飲んだことがないのだが、別に嫌いというわけでもない。
以下略



97:名無しNIPPER
2015/06/24(水) 22:42:06.00 ID:FO6mggab0
コップに注いだ量はそんなに多くない。

景気づけの意味を含め、一気に中身を飲み干す。

「……美味いな、コレ」
以下略



98:名無しNIPPER
2015/06/24(水) 22:46:12.22 ID:FO6mggab0
そう語る雪ノ下の顔はとても嬉しそうで。

その笑顔はとても眩しくて。

そんな彼女を見ているととても幸せな気分になって。
以下略



99:名無しNIPPER
2015/06/25(木) 00:08:02.97 ID:wJRwhVcW0
今日の雪ノ下は珍しくよく喋る。

やれ姉さんがまたくだらないいたずらをしただの、やれ大学の男連中に粉をかけられているだの。

内容こそ愚痴のようではあるが、その喋り口はとても楽しそうで。
以下略



100:名無しNIPPER
2015/06/25(木) 00:13:36.63 ID:wJRwhVcW0
「それでね、姉さんったらまた隼人くんに……。」

「……って、私の話を聞いているのかしら?比企谷くん。」

「……あぁ、聞いてるよ。聞いてるさ。」
以下略



101:名無しNIPPER
2015/06/25(木) 00:32:11.41 ID:wJRwhVcW0
「いや、少しお前のことを考えていたんだよ。」

「な、なっ……!?」

「お前、変わったなぁと思ってさ。」
以下略



102:名無しNIPPER
2015/06/25(木) 00:40:15.27 ID:wJRwhVcW0
変わるということは、悲しいことなのだろうか。

変わるということは、失うということなのだろうか。

変わるということは、裏切るということなのだろうか。
以下略



103:名無しNIPPER[sage]
2015/06/25(木) 00:41:58.25 ID:fauOjSb5o
こいつらの関係が好き


104:名無しNIPPER
2015/06/25(木) 00:45:29.82 ID:wJRwhVcW0
「……私、変わったかしら?」

「ああ、お前は変わったよ。雪ノ下。」

「ふふふ、そう。だとしたら、それはきっと比企谷くんのおかげ……。」
以下略



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