20: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2015/06/07(日) 23:37:31.64 ID:iBL1VWWio
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「……げ」
残った書類仕事を終え、窓の外に目を向けると空には星が瞬いていた。
夕方までに済ませて春香の顔を見に行く算段がご破算になってしまった。
さすがにもう帰っただろうが、念のため、念のため。
「……おいおい」
レッスンスタジオの窓からは明かりが漏れている。
昼過ぎに自主トレの話をしに来てから、何時間経っているのか。
扉を開けて中に入ると、春香の背中が見えた。
その背中は、何かに追い立てられているかのようだった。
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