4:名無しNIPPER[saga]
2015/06/07(日) 23:34:39.72 ID:hGQZbWAIO
「なんかさ」
「ん?」
「ママ、いつもと違うね。なんかあったの?」
思いきって切り込んでみた。やっぱりこういうのはすっきりさせておかないとね。
もし原因が、昨日パパとしっぽりいってたとか、実はお腹に弟か妹がいるとかだったら、野暮もいいとこだけど。
ママは「そうねぇ」と言うと櫛を元の場所に戻し、今度はわたしの胸の前で両腕を組んだ。ちょうどわたしを後ろから抱き締めるような形になる。
「ちょ、ちょっと」
いくらなんでもこれは密着しすぎでしょ。
ママのホールドをほどこうと軽く身をよじってみても、その細い手からは想像もできないほどがっしりと押さえつけられている。
「ママ、離して」
やっぱりおかしい。
娘の声を無視してママの手はわたしのシャツを捲り上げ、お腹を優しく撫で回す。
「はぁ……はぁ……いいのよ……ママに任せて……」
その声を聞いた瞬間、背筋に冷たいものが走った。
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