過去ログ - 執事「魔王様、勇者一行がこちらに向かっています」魔王「ねむい」
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[saga]
2015/06/08(月) 21:54:11.44 ID:q8TUaxyE0
─── 魔王の宮殿にて ───
魔王「うー、もうちょい寝たい。」
執事「今日の正午頃に勇者一行がこの城に到着する予定です。」
メイド「低血圧の魔王様には早めに日向ぼっこしていただいて万全の体制でいて貰わないと……。」
魔王「んー、んじゃ紫外線ライトつけて、うたた寝してるとこ襲われたらやだし。」ガバッ
執事「恐れ入ります。」
SSWiki :
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[saga]
2015/06/08(月) 21:55:27.07 ID:q8TUaxyE0
ガサガサゴソゴソ
魔王「うーん、でも勇者に会うにしてもいい服がないなあ。」
メイド「そうですね……このマントを羽織ってみてはいかがでしょうか?」
以下略
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[saga]
2015/06/08(月) 21:56:55.18 ID:q8TUaxyE0
魔王「一応私も魔族の総元締めってことだし冠は付けるべきだよね。これとか威厳あっていいと思う。」
執事「お言葉ですが魔王様、ただでさえ見た目が厳つい魔王様にその冠は小さ過ぎて可愛らしくなってしまいます。
あまり魔王様が愛らしいと勇者が変な目で見てくるのではないかと。」
以下略
4
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1
[saga]
2015/06/08(月) 21:59:40.20 ID:q8TUaxyE0
魔王「勇者一行のスペックってどんな感じ?」
執事「資料をお持ちしましたのでこちらのスクリーンをご覧ください。」
メイド「よっこらえっこら」
以下略
5
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1
[saga]
2015/06/08(月) 22:00:24.34 ID:q8TUaxyE0
魔王「ミリタリーチート、学歴チート、転生パワー系チート、チートのグランドスラムでトリプル役満死亡フラグ確定。互助会入ろうかな。」
執事「問題ありません。魔王様の前世の言葉で言えば『余裕のよっちゃん』です。楽勝です。
万物を確実に捉える六つの眼孔、ドラゴンの火弾の直撃も無傷で耐えうる鱗、
鋼の鎧を貫く触手、一振りで岩をも砕く尾、
以下略
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[saga]
2015/06/08(月) 22:01:38.63 ID:q8TUaxyE0
魔王「とりあえず作戦を立てようと思う。先代や先々代はどうやって倒されたの?」
執事「二の丸への門を突破されオークの近衛部隊を本丸の正面前に固めて撤退への時間稼ぎを計ったのですが。」
┌────────┐
以下略
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1
[saga]
2015/06/08(月) 22:02:20.87 ID:q8TUaxyE0
ブラッドバス
執事「勢いを殺せず城に突破され城全体が血風呂というのがこれまでのパターンです。」
魔王「残酷。」
以下略
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1
[saga]
2015/06/08(月) 22:04:03.72 ID:q8TUaxyE0
魔王「しかし策はある。今回その逆を行う。」
執事「逆・・・と言いますと?」
魔王「全ての城門を開け私が城の広場に鎮座する。皆は勇者一向が城に入ったら門を閉めて外で待ってて。」
以下略
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[sage saga]
2015/06/08(月) 22:06:55.16 ID:q8TUaxyE0
今日はここまで。
初投稿ですがよろしくお願いします。
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名無しNIPPER
2015/06/08(月) 22:31:58.62 ID:dJSMBVIz0
魔王・・・・
11
:
名無しNIPPER
2015/06/08(月) 22:36:41.58 ID:dJSMBVIz0
魔王・・・・
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1
[sage saga]
2015/06/09(火) 01:48:45.75 ID:HHRUgBiE0
─── 魔王の城の正門前 ───
勇者「着いたが魔物がいる気配は無いな」
デブ「モグモグ・・・ムグムグ・・・ンブッ、モグモグモグモグ」
以下略
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[sage saga]
2015/06/09(火) 01:50:17.83 ID:HHRUgBiE0
─── 場内広間 ───
バタンッ
魔王「ここの@のとこからだよね。ふっふっふ……よくぞここまで来たのう。敬意を表するぞ勇者よ。」カンペヨミヨミ
以下略
14
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名無しNIPPER
[sage]
2015/06/09(火) 01:50:32.96 ID:6DrOBM7EO
期待
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1
[sage saga]
2015/06/09(火) 01:51:54.58 ID:HHRUgBiE0
魔王「妾を屠りに来たのであろう?えー、妾も他の魔物と同様に貴様ら人類の妬み、憎しみ、殺意から生み出された化身ぞ。恐怖すべくは貴様ら人間の中に宿る業では?」
勇者「クソッ、デブッ!魔法使いッ!奴を見るな!!畜生、畜生!目を合わせるな!目を合わせるなぁぁぁ・・・。」
魔法「怖い、怖い怖い怖い怖い怖い怖い・・・・帰りたい孵りたい還りたいカエリタイ」
以下略
16
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[sage saga]
2015/06/09(火) 01:53:15.70 ID:HHRUgBiE0
魔王「えー・・・・っ、ここで妾を屠ったところで貴様ら人類が戦争を繰り返したり誰かを騙したりうんたらをしている限り何度でも、何度でも存在し続ける事が出来るの・・・ね。」カンペペラペラ
勇者「ハァ、ハァ・・・・手の震えで照準がブレやがる!殺される殺される殺される殺される、殺され・・・・っ!」バンッバンッ
魔王「ここは漢字読めないからパスで・・・・えーっと貴様らの勇気が人の業のソレを乗り越えることを証明したいならば私を殺してみ・・・・・・・はひんっ」
以下略
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[sage saga]
2015/06/09(火) 01:58:02.09 ID:HHRUgBiE0
魔王「えー・・・・っ、ここで妾を屠ったところで貴様ら人類が戦争を繰り返したり誰かを騙したりうんたらをしている限り何度でも、何度でも存在し続ける事が出来るの・・・ね。」カンペペラペラ
勇者「ハァ、ハァ・・・・手の震えで照準がブレやがる!殺される殺される殺される殺される、殺され・・・・っ!」バンッバンッ
魔王「ここは漢字読めないからパスで・・・・えーっと貴様らの勇気が人の業のソレを乗り越えることを証明したいならば私を殺してみ・・・・・・・はひんっ」
以下略
18
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1
[sage saga]
2015/06/09(火) 02:00:17.86 ID:HHRUgBiE0
すいません
>>17
はこれでした申し訳ありません。
魔王「ひやぁ・・・頭が、ぐわんぐわんする・・・」
勇者「兆弾・・・・魔王おおおおお!!!!お前、お前がやったんだろうお前が、魔法使いを!!!」ジャキッ!ジャキッチャキッガコンッ
以下略
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[sage saga]
2015/06/09(火) 02:01:05.03 ID:HHRUgBiE0
魔王「いっ、痛いー・・・・全く、ちゃんと話聞いてよっ!」フラフラキョロキョロ
勇者「」
魔法「」
以下略
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[sage saga]
2015/06/09(火) 02:24:14.41 ID:HHRUgBiE0
─── その夜、魔王の部屋にて ───
執事「魔王様、失礼します。」
魔王「うーん、入って良いよ。」
以下略
21
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1
[sage saga]
2015/06/09(火) 02:24:58.54 ID:HHRUgBiE0
おしまい。
めっちゃ焦りました。
おやすみなさい。
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