過去ログ - 【咲安価】京太郎「泣けるぜ……」【バイオハザード】 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲安価】京太郎「泣けるぜ……」【バイオハザード】

↓ 1- 覧 板 20

886: ◆pVFxOJxdKw[saga]
2015/06/16(火) 01:20:22.88 ID:NMRycSex0
良いコンマだ、感動的だな(^U^)

和「(須賀君……って……こ、こんな感じでしたっけ？)」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

和「(昨日……別れた時は、あくまで高校時代より逞しくなったなぁとしか思いませんでした……。でも今の須賀君はあの時と雰囲気とか全然違います……！)」

和「(常に落ち着いていますし、良く見ると体格がよりがっちりしてます……ほ、本当の意味で逞しいですね……)」

和「(本当にこの人が、あの須賀君なんでしょうか……？)」

京太郎「……なぁ、和」

和「ッ！……はい……なんで、しょうか……」

京太郎「……悪かったな……俺のせいで、余計に気を使わせたろ？」

和「そ、そんな事はないです……須賀君が気にする事はないんですよ？」

京太郎「そうか？……うん、そっか、寧ろ俺が気にしすぎたな。わりぃ……」

和「(……でも、話してみると……やっぱり須賀君です。高校生の頃から、自分より他人に気をまわして……麻雀部三年目の時、私を部長に推して自分は副部長だって言って……その実部長の私よりずっと働いていました)」

京太郎「……和？」

和「えっ？あ、ごめんなさい……何だか色々ありすぎて混乱してるみたいです」

京太郎「ああ、そうだよな……俺もだよ、赴任先が地獄で……そこでお前に出会っちまうなんてさ。……いや、嬉しいんだけどな？」

和「そ、そうなんですか……(いまだに、私の事をそう言う風に思ってくれているんでしょうか？自分を振った相手である私を……だったら、嬉しい……ですね。そこまで想ってもらえるなんて……)」

京太郎「和はどうしてここに？」

和「それは……弁護士の仕事のために移動中にここを通りかかって……そして、ゾンビみたいな人たちに襲われました」

京太郎「それでここへ逃げ込んだのか？」

和「はい、警察官の方とここに逃げ込んだ後に必死に門を閉じて……そして私は疲労していたのでここで待機して、警察官の方はこの館を調べると中に入っていきました」

京太郎「そうか……じゃあ、この中の状況はまだ把握できてないってことだな？」

和「え？はい、その通りですね。彼が戻ってきてくれれば状況も分かるのですが……」

京太郎「……そうか、分かった(館を調べると言ってまだ帰ってこない……何かあったのか？)」ｽｸｯ

和「どうしたんです？」

京太郎「ん？いや、俺も少し調べようかなって」

和「須賀君も？でも警察の方を待てば……」

京太郎「どうしても気になってさ、なんか胸騒ぎがするんだ……」

和「……そうですか、なら余計に待ってください」

京太郎「え？」

和「須賀君一人で何かあったらまずいじゃないですか……だからここは、玄さんや東横さんが動けるようになるまで待ってからでも遅くは無いです」

京太郎「……そうだな、悪い……少し焦ってたな」

和「ええ、そうです。ダメですよ、副部長」

京太郎「－－－－ッ！……了解、部長」

原村和　絆値：6/10

<<前のレス[*]｜次のレス[#]>>

1002Res/299.15 KB

↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。

VIPサービス増築中！
携帯うpろだ|隙間うpろだ