過去ログ - 陽乃「静ちゃん、ひゃっはろー!」平塚「その呼び方はやめろ」
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1: ◆//lmDzMOyo[sage]
2015/06/10(水) 02:23:49.72 ID:igKZ57p8o
俺ガイルのSSです。

短編で、すぐ終わる予定です。

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2: ◆//lmDzMOyo[sage]
2015/06/10(水) 02:24:24.75 ID:igKZ57p8o
特別棟の側にびゅうっと冷たい風が吹きすさび、私の白衣がはためいた。

身を切るような寒さに思わず体を震わせながら、ふぅと煙草の煙を吐く。

ぼーっとしながら、私はしばらくまっすぐ立ちのぼる煙草の煙を眺めていた。
以下略



3: ◆//lmDzMOyo[sage]
2015/06/10(水) 02:24:52.82 ID:igKZ57p8o
……時計を確認しながらもう一本なら平気だろうと、箱から新しい煙草を取り出す。

ライターで煙草の先に火をつけると、私は煙草のフィルターを噛んだ。

年度末の職員室には、教師に相談しに来る生徒が多い。
以下略



4: ◆//lmDzMOyo[sage]
2015/06/10(水) 02:25:19.48 ID:igKZ57p8o
あれからもう二年が経つのか、時が流れるのは早いなと感じる。

歳を取るごとに時間の流れは比例して早くなる。

……いや、まだ、まだ歳を取ったと言えるほどじゃないはずだ。
以下略



5: ◆//lmDzMOyo[sage]
2015/06/10(水) 02:25:46.53 ID:igKZ57p8o
陽乃は私の顔を見つけると、顔に笑みを浮かべながら手を振ってきた。

陽乃「静ちゃん、ひゃっはろー!」

平塚「その呼び方はやめろ」
以下略



6: ◆//lmDzMOyo[sage]
2015/06/10(水) 02:26:14.96 ID:igKZ57p8o
さて、なんで陽乃がここにいるのか……と考えたところで、今日ある進路相談会の存在を思い出した。

おそらく、今日もそれに陽乃が相談役として呼ばれていたのだろう。

……いや、おそらく呼ばれたというよりは呼ばれるように手を回していたのだろうな。
以下略



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