過去ログ - 一色「ええっ?先輩にストーカーですか?」
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16:名無しNIPPER
2015/06/10(水) 23:29:58.94 ID:+h0xtYhj0



朝7時、先輩の家ノ前に私はいる
入っているはずのないトマト、へやを荒らされたと言う先輩の言葉
その2つが意味するのはこの時間、この家に誰かが入っていると言うこと

その不安はドアノブを回した瞬間に確信へと変わった

「…閉めたはずの鍵が空いている」

怖い、怖い、怖い
そこにあるのは確かな恐怖
なにがあるのかわからない、何がいるのかもわからない
玄関に綺麗に並べられた女性物の靴

そして消したはずの台所から漏れる光
確実に誰かいる
流れる水の音が伝わる

静かに、ただ静かに
息を潜め扉を占める
そこにいる誰かに見つからぬよう、ただただ静かに

誰かなんて言っているけど誰かなんてすでにわかっている
そうだ
そこにいるのは
そこで私の作った朝食を流しに捨てているのは


昨日物陰から先輩を見ていた雪ノ下先輩に違いなかった



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