67: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2015/06/18(木) 22:44:34.02 ID:MUuaVWOfO
仕方ない……と、会社で何度も吐いたものと似た類いの溜息をひとつ。
「えっ?」
彼女にとって僕の出した答えは意外なものだったのかも知れない。
移動を促す僕の仕種に、少女の切れ長の眼が、やや大きくなった。
誰に対するものでもない弁解をしておくが、もとより、この少女を円光うつもりはない。
身体を暖める手段を提供してあげるだけだ。
――ああ、これが庇護欲と云うものか。
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