10:名無しNIPPER[saga]
2015/06/13(土) 13:05:05.59 ID:bwgeuTDw0
霧島「とてもよく似合っています」
提督「ああ。君もとても綺麗だよ」
霧島「あら、提督はそんなお世辞が言えたのですか」
11:名無しNIPPER[saga]
2015/06/13(土) 13:06:31.52 ID:bwgeuTDw0
霧島「ええ。感情が昂ぶると胸は締め付けられ、そこから出る声にも調子がつきますから。同じ震え声でも怒りと喜びのどちらが喉を叩いているのかはすぐに分かります」
提督「いや、それは済まない。笑みが抑えられなくてにやにやしているかもしれんが、これは何も霧島に邪な感情を抱いたからではないと信じてくれ」
霧島「大丈夫です。提督が女体を見て下品な笑みを浮かべる人とは思いませんから」
12:名無しNIPPER[saga]
2015/06/13(土) 13:08:00.73 ID:bwgeuTDw0
霧島「………そんなに何を考えているか分かりませんか?」
提督「なにも嫌味で言ったわけじゃない。金剛たちとはまた違った魅力があるということだ」
霧島「そうですね。お姉さまがたは魅力的です」
13:名無しNIPPER[sage]
2015/06/13(土) 13:20:10.08 ID:q8eU+TfV0
ポーカーはプロ同士なら全然偏るが
14:名無しNIPPER[saga]
2015/06/13(土) 13:23:23.31 ID:bwgeuTDw0
霧島「一番、何ですか?」
提督「ふむ。何がその後に続くべきだったのだろう」
霧島「あの、そこで言葉が出てこないと………」
15:名無しNIPPER[sage]
2015/06/13(土) 21:28:19.08 ID:1gvJWKkIo
一番メガネだもんな
16:名無しNIPPER[saga]
2015/06/14(日) 01:43:35.45 ID:5/94+2Eh0
霧島「それはつまり私には一番なところがないという解釈でよろしいのですか?」
提督「誰もそんなことは言っていない。俺は霧島の一番を感じている。ただそう言葉が出ないだけだ」
霧島「そうですか。ふふふ、まあ仕事をしましょうか」
17:名無しNIPPER[saga]
2015/06/14(日) 01:46:19.79 ID:5/94+2Eh0
提督「まあ、良い頃合であったか。笑うことを抑えるのに苦労した」
提督「今まで優秀だからというだけで秘書艦を担当させていた霧島だったが、こうも好感度が高いとはな。嫌われていないとは思っていたが、実際に数値化されると中々嬉しいものだ」
提督「今まで恋人関係なんて考えたことがない女でも、こう恋情を知るに至ると随分と愛おしく思えてくる。不思議なことだ」
18:名無しNIPPER[saga]
2015/06/14(日) 18:39:17.64 ID:5/94+2Eh0
後日
霧島「最近はなんだかこうしてあなたと食事を取ることが多くなった気がするわ」
提督「そうだな。食事の相手は気兼ねのない者ほど面白くなるから、ついこうなってしまうんだ」
19:名無しNIPPER[saga]
2015/06/14(日) 18:40:28.82 ID:5/94+2Eh0
霧島「いえ。提督がそうなるところは是非見てみたい気持ちです」
提督「そうか。ならば改めて。俺にとって食事は霧島と行うことが一番好きなんだ。霧島とならなんでも話せるからな」
霧島「それは素敵。私もよ、提督」
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