24:名無しNIPPER[saga]
2015/06/14(日) 22:59:23.33 ID:5/94+2Eh0
提督「―――――うん? 目が覚めてしまった。男というのは行為の後に疲れて寝てしまっても、早くに起きてしまうものらしい」
提督「霧島は、まだ眠りこけているな。はだけて肌が見えてしまっている。毛布をかけ直そう。さて、喉が渇くな。水を」
提督「霧島との仲は急速に深まった。メガネを持っているからというのもあるが、大きかったのは霧島との趣味の一致だった」
提督「デート中にメガネで見てある選択によって好感度が下がるようならそれを変更していくという予定だったが、霧島の好みが綺麗に俺の好みに軌を一にしていた。だから、メガネによる後出しも必要とするところが少なかった」
提督「俺も霧島も相手が何を望んでいるか分かり合っており、そこには長年連れ添った仲のような気楽さがあった」
提督「一夜を過ごす頃には俺はまったく霧島に首ったけ。メガネは女遊びのためで、結婚なんて考えていなかったが、今や霧島との家庭を切望している」
提督「指輪を懐にいれて、俺は生死をこれに預けてしまっている次第だ。霧島がこれを薬指につけるなら望外の喜びであり、もし指輪を箱にパタンと封じるならば、俺はこの世から消えてしまえ。霧島の愛に値しない提督に存在価値なんてないんだからな」
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