過去ログ - 八幡「例えば」
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2:ぶたごり[sage]
2015/06/13(土) 03:00:42.95 ID:QIskN4q10
ふと思ったことがある。
俺が交通事故に会わなければ、雪ノ下と由比ヶ浜に気を遣わせることなんてなかったのではないだろうかと。

俺は本物が欲しいとあいつらに言ったが、あいつらは俺じゃなくてもきっと本物を見つけることができるはずだ。

以下略



3:ぶたごり[sage]
2015/06/13(土) 03:01:36.12 ID:QIskN4q10
×××

朝になり、目が覚めた。
外は明るくいつもと変わらない朝。
起きた時間が少し早いだけでいつもと変わらない朝。
以下略



4:ぶたごり[sage]
2015/06/13(土) 03:02:31.00 ID:QIskN4q10
小町「およっ?お兄ちゃん起きるの早いね!入学式だから気合い入ってるの?」


八幡「お前何言ってんだ。入学式とか一年以上前だろ」

以下略



5:ぶたごり[sage]
2015/06/13(土) 03:03:33.85 ID:QIskN4q10
…………!!

日付は4月1日。
カレンダーには大きく入学式と書いてあった。

以下略



6:ぶたごり[sage]
2015/06/13(土) 03:04:44.87 ID:QIskN4q10
八幡「あっ!」


小町「だからうるさいよお兄ちゃん」

以下略



7:ぶたごり[sage]
2015/06/13(土) 03:06:07.94 ID:QIskN4q10
八幡「ちょっと外出てくる」


小町「ちょっ、お兄ちゃん?」

以下略



8:ぶたごり[sage]
2015/06/13(土) 03:07:10.25 ID:QIskN4q10
俺は事故に遭ったところまで走った。
そこから由比ヶ浜が来る方へ行けば会えるはずだ。

その方向へと歩くと視線の先から犬と歩いている女性がいた。
由比ヶ浜だ。
以下略



9:ぶたごり[sage]
2015/06/13(土) 03:08:55.35 ID:QIskN4q10
八幡「…………あの」


結衣「あ、あたしですか?」

以下略



10:ぶたごり[sage]
2015/06/13(土) 03:09:49.68 ID:QIskN4q10
そうして俺はサブレが走り出さないように抱きかかえ、頭を撫でた。

そして横の道路を、見覚えのある黒塗りの車が通った。
雪ノ下が乗っている車だ。
これで事故は回避できた。
以下略



11:ぶたごり[sage]
2015/06/13(土) 03:10:36.28 ID:QIskN4q10
×××

眠りについたからといって、未来に戻ることはなかった。
俺は過去に戻ったまま、一年生から高校生活を始めていた。

以下略



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