15:名無しNIPPER[saga]
2015/06/14(日) 09:34:57.92 ID:QEdX3JPDO
スザクを引き込めば、反対派が四人となり逆転する。ルルーシュはそこを狙っていた。
「僕は信じても良いと思う。彼のこと」
「スザク……!」
「君の考えももちろん分かる。でも、僕には彼が危険な考えを持っているようには見えない」
「…………」
「万が一、彼が問題を起こすようなら僕たちで止めれば良い」
「……くっ。お前に聞いた俺が馬鹿だった」
「ふふ」
毒づくルルーシュに、何故かスザクは微笑んだ。
「……で、あそこにいる仲の良い二人がルルーシュ・ランペルージと枢木スザク君ね。ルルーシュの方はもう会ってるわよね?」
「僕をここに運んでくれた……」
「そう。一応、ここの副会長もやっているから。……サボり魔だけどね」
「……面倒を掛けてすまなかった」
ライはそう言って頭を下げた。他意は感じられない。その素直な謝罪と感謝を向けられたルルーシュに、周囲の視線が集まった。
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