353:名無しNIPPER[saga]
2015/07/23(木) 19:01:08.99 ID:jVTaH5bDO
生徒会のメンバーからも感嘆の息が漏れるが、ただ一人、隣の世話係主任だけは不機嫌な様子でツーンとしていた。理由はまったく分からない。今では手元の小説とカレンの気性が、同じくらい難しいと思える。
会議が再開されて少しした頃、生徒会室の扉が開いた。
「遅れてすいません」
「おっそーい!」
補習を終えたスザクだった。会長からの執拗なバッシングを笑顔でかわしながらルルーシュの隣の席へ向かう。
「やあ」
「ああ」
スザクと短い挨拶を交わす。今日は気分が良いので、彼の書類仕事も手伝おうか……などと思っていると、
「最近、調子良いみたいだね」
笑顔でそう言われた。
「そう見えるか」
調子が良い。体調の事を言っているのだろうか。リヴァルが含んだ笑顔をこちらに向ける。
「見える見えるぅ。なんつーか、態度がハツラツとしてきたよな」
「あー、それ分かるなー」
「ですよねー」
ミレイとシャーリーが続く。二人共、リヴァルと同じ含み笑いだった。妙な連帯感がある。
1002Res/860.00 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。