801: ◆QH3tH0UkImyM[saga]
2015/10/30(金) 00:10:49.97 ID:2chqpXDDO
「そ、そういうわけじゃないよ?」
「…………」
やましい事でもあるのかシャーリーは誤魔化すように笑う。ライとしては助かっているので、特別に言うことはない。彼女とカレンが仲良くなる一助になれれば嬉しいと思うぐらいだ。
「あ、ねえライ」
「なんだ」
「今日の放課後ってヒマ?」
「これといった用事はないが」
スザクは学園にいるが、<特派>はいま忙しいらしい。ロイドが新しい研究を始めたそうで、助手のセシルもそれに付き合わされている。
しかし、テスターであるスザクは研究がある程度の段階に入らないと仕事が回ってこないのだ。近いうちに彼もまた忙しくなるのだろう。
カレンも最近は大人しいので、放課後のライには時間がある。
「良かったら、放課後にちょっと付き合ってもらいたいんだけど」
「わかった」
あっさり答えると、なぜだかシャーリーはつまらなそうに唇を尖らせた。
「なーんかリアクション薄くない?」
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