803: ◆QH3tH0UkImyM[saga]
2015/10/30(金) 00:13:06.44 ID:2chqpXDDO
「唸られても困る」
「だってキミ、カレンと話してる時はもうちょっと喋るし、表情もちょっとだけ……ほんのちょっとだけ豊かな気がするもん」
「…………」
そんなことを言われても、ライにはどうしようもない。
シャーリーとカレンでは人としてのタイプが違う。人懐っこく明るいシャーリーと、そっけなくて大人しいカレン。その二人を同じように扱うほど、ライも唐変木ではない。
「君だってルルーシュとリヴァルとでは接し方を変えるだろう。それと同じだ」
「そっか、なるほど……って、キミの中で私ってリヴァルと同じような位置なの!?」
「違う。物の例えだ。どうしてそうなるんだ」
彼女はリヴァルをなんだと思っているのだろう。コミュニケーションが滞り過ぎて、ライはほとほと困り果ててしまった。
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