935: ◆QH3tH0UkImyM[saga]
2015/11/26(木) 22:07:44.81 ID:w5GHjmWDO
「……うん。そうかもしれない」
「頼れる相方が出来たらいいな。いくら君が強くても、一人では不可能な事も多い」
ライがそう言うと、スザクは神妙な面持ちで頷いた。
「ポイントL3から敵部隊が近づいている。二分後に会敵。時間を稼ぐ」
『了解』
四〇分ほどの休憩を終え、スザクとライは二人で組みながらシミュレーションをおこなっていた。<サザーランド>二騎でナイトメアや戦闘車両、攻撃ヘリで武装したテロ組織と戦うというものだ。
舞台は荒廃した市街地。前方に配置したスザクの<サザーランド>をライは高層ビルの屋上から狙撃砲で援護していた。
五七ミリの榴弾砲が下を向き、火を噴いた。ナイトメアが持てる最大クラスの砲弾が一直線に飛んでいき、スザクを包囲しようといた敵部隊の真ん中に着弾する。
三騎の<無頼>は機械的な回避機動の後、規則正しく散開。やはり、所詮はコンピュータだと思った。
「ヘリ接近。高度を保っているな。普通はああやって使うんだぞ」
『わ、分かってるって。うるさいなぁ』
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