過去ログ - 【ラブライブ!】真姫「夢を見る夢を見る」
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102: ◆VJRQu9X6ME[saga]
2015/06/27(土) 06:15:15.35 ID:UXFmO2Y4o
「つ、作れないんじゃなくって、作らないだけよ。みんながみんな、表面上の付き合いっていう感じがして嫌なのよ」

「うーん、でもわかるな。にこちゃんっていう親友がすぐそばにいるもんね。大学での友達なんて、薄っぺらに思えちゃうかも」

花陽は納得したようにうなずく。
以下略



103: ◆VJRQu9X6ME[saga]
2015/06/27(土) 06:19:08.70 ID:UXFmO2Y4o
「私、大学の友達は、色んな価値観を持った人との交流っていう風に考えてるな。
人と関わることで、自分の世界も広がっていくんだよ。
薄っぺらでもいい。むしろ薄っぺらでないと、大学の中で自分っていう価値観が埋もれてしまうから」

なるほど。
以下略



104: ◆VJRQu9X6ME[saga]
2015/06/27(土) 06:28:20.87 ID:UXFmO2Y4o
「なんだか、花陽、大人になったね」

「えへへ、そうかな?」

花陽はややうつむきになって、照れたように笑う。
以下略



105: ◆VJRQu9X6ME[saga]
2015/06/27(土) 06:31:11.87 ID:UXFmO2Y4o
「にこちゃんでも入れる大学、いっぱいあると思うけど」

「なんだか馬鹿にされてる気分だけど……私立大学に通うお金は、出してくれないのよ」

「にこちゃんの両親、厳しいもんね」
以下略



106: ◆VJRQu9X6ME[saga]
2015/06/27(土) 06:34:06.52 ID:UXFmO2Y4o
「うん、そうだよね」

それなら、どうして大学に行きたかったなどと言うのだろうか。

「……意味分かんない」
以下略



107: ◆VJRQu9X6ME[saga]
2015/06/27(土) 06:35:45.18 ID:UXFmO2Y4o
今回は以上であります。
次回は明日を予定しています。


108:名無しNIPPER[sage]
2015/06/27(土) 20:33:21.46 ID:grHY6o//o



109:名無しNIPPER[sage]
2015/06/28(日) 08:39:35.00 ID:FuwUleMJO
乙です


110: ◆VJRQu9X6ME[saga]
2015/06/30(火) 00:43:58.97 ID:3aR6l3jQo
再開します。遅くなってしまい申し訳ない。


111: ◆VJRQu9X6ME[saga]
2015/06/30(火) 00:50:35.55 ID:3aR6l3jQo
和菓子屋「穂むら」の風情ある戸を開くと、穂乃果のママがエプロン姿で出迎えてくれる。

「いらっしゃいませ、って、ああ、花陽ちゃんたちじゃない! お菓子用意して待ってたわよ」

「ありがとうございます」
以下略



112: ◆VJRQu9X6ME[saga]
2015/06/30(火) 00:55:06.17 ID:3aR6l3jQo

穂乃果のママは口角を釣り上げながら言った。
どういう意味なのか分からないが、私はとりあえず微笑みを返した。

「ちょっと待っててね、穂乃果呼んでくるから」
以下略



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