過去ログ - 【ラブライブ!】真姫「夢を見る夢を見る」
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59: ◆VJRQu9X6ME[saga]
2015/06/19(金) 23:29:57.18 ID:2uzyMet4o
がちゃり、と玄関のドアが開く音がした。
どう見ても二十歳とは思えない「少女」が、重そうなビニール袋を三つほど手に提げて帰ってきた。

「買い出しぐらい、私が行ったのに」

以下略



60: ◆VJRQu9X6ME[saga]
2015/06/19(金) 23:38:11.31 ID:2uzyMet4o
「な、なによ、人がせっかく心配してあげてるのに!」

にこちゃんは自分のベッドに倒れこんだ。

「……ありがと」
以下略



61:名無しNIPPER[sage]
2015/06/19(金) 23:39:39.34 ID:O34+xHkGo
絶望的につまらくて泣けてきた


62:名無しNIPPER[sage]
2015/06/19(金) 23:42:56.53 ID:qpVxkh2c0
すごく面白い


63: ◆VJRQu9X6ME[saga]
2015/06/19(金) 23:43:16.15 ID:2uzyMet4o
私はにこちゃんに言われた所を、揉んだり、押したりする。

「あいたたた……」

「痛い? 強すぎたかしら」
以下略



64: ◆VJRQu9X6ME[saga]
2015/06/19(金) 23:46:31.42 ID:2uzyMet4o
「私が本当にアイドルになったら、背中が痛いとか言ってられないじゃない? それでライブを休めるほど甘い世界じゃない。今から甘えていちゃいけないのよ」

「……医者志望の私から言わせてもらうと、無理してパフォーマンスを続けて体を壊す方がよっぽど世間に迷惑をかけると思うけど」

「なによ偉そうに。第一、まだ真姫ちゃんは医者じゃないじゃない」
以下略



65: ◆VJRQu9X6ME[saga]
2015/06/19(金) 23:49:34.65 ID:2uzyMet4o
「それに、私には時間がないの、真姫ちゃんも知ってるわよね」

「……うん」

私は黙って、にこちゃんの背中のマッサージを再開した。
以下略



66: ◆VJRQu9X6ME[saga]
2015/06/19(金) 23:54:12.74 ID:2uzyMet4o
私はにこちゃんの、夢への決意の強さを、本人以外で誰よりも知っているという自覚がある。

その熱意を、にこちゃんの両親は上手く斟酌していないように思える。
にこちゃんがこの前のオーディションの結果を両親に報告したときも、電話の向こうの母親はそれほど嬉しそうではなかったのだ。

以下略



67:名無しNIPPER[sage]
2015/06/19(金) 23:57:24.08 ID:6phtaP1+O
地の文が下手すぎるのがアレかもしれん
もう少し練習すれば俺程度にはなるから頑張って修行しなさい


68: ◆VJRQu9X6ME[saga]
2015/06/20(土) 00:00:39.30 ID:bvuQc2DEo
「……こんなことしか言うことはできないけど……にこちゃん、がんばってね」

にこちゃんは返事をしなかった。
どうしたのか、と思い顔を見ると、その瞳は閉じられていた。

以下略



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