22: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2015/06/14(日) 09:03:32.71 ID:wXx8W5xM0
『今、アヤメ=サンのUNIX端末にはヒトミ=サンの姿以外に、タイマーが二種類表示されているはずだ。カウントが
減り続けている物とそうでないものと』「はい」『その減り続けているタイマーの残り時間は今いくつだ?』そこで
アヤメはもう一度端末の画面を確認する。
「残り7時間45分を切りました」『そうか……そのタイマーが0になるまでに下のタイマーの時間を0にして、表示される
レッスン完了を押す。それがこの事態の解決方法だ』「あれ? 案外簡単な気がするけど……」もっと恐ろしい解決方法を
想像していたぷちヒトミは、あまりに呆気ないモバPの言葉に首を傾げた。
『簡単ではない。動いていないタイマーを動かす方法は、ブレーサーを装着した者がその足で全力疾走を続けなければ
ならないのだぞ』「……エ?」そう、モバPが深刻な口調で話した理由はそこにあった。解除方法に指定されていたのは、
あまりにも過酷な条件だったのだ!
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