過去ログ - ヘル・オン・レッスン
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36: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2015/06/14(日) 09:28:10.02 ID:wXx8W5xM0

最高速度から遅くなったとはいえ、車道の車並みの速さで走る存在が人混みの中を通り抜けても誰も気にする者がいない。
これこそ一般にはもはやニンジャは存在していないとされる理由の一つである! 人々の目には、今のアヤメは注意して
見たとしても色のついた風とでもしか思えないだろう! 

しかし、機械の判定はあまりにも正確だ。「やっぱり駄目! アヤメ=サン、速度を落としたらタイマー動かなくなっちゃたよ!」
ぷちヒトミの報告にアヤメは心のなかで落胆しつつ、再びビルの壁を駆け上って人のいない屋上へと登り、走る速さを
最高速度に戻す。

「まったく……機械が優れているのは普通はありがたいことですが……こういう場合には困りものですね!」「アヤメ=サン、
新しい機械好きだもんね」タイマーが再び動き出したことを確認したぷちヒトミはまたカバンの口にまでよじ登ると、
そこから顔を出して凄まじい速さで流れていく景色を眺める。


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