38: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2015/06/14(日) 09:31:04.09 ID:wXx8W5xM0
慌てて落ちないようにカバンに潜り込んだぷちヒトミの行動に、アヤメは怖がらせたのかと勘違いして急いで謝った。
「す、スミマセン! 怒ったわけではないんです……」
「え……? あ、気にしてないよ! 今のは驚いてカバンから落ちそうになっただけで……でも、珍しいね、アヤメ=サンが
あんなに大声でなにかを否定するなんて」「それは……」そこで言葉を言い淀んだアヤメの態度に、彼女だけが知る
チヒロのなにかがあると察したヒトミは、明るい調子で話題を逸らすことにした。
「まぁいいや! アヤメ=サンがやりだしたことを失敗したことなんてないし、今回もきっとダイジョブ! だから
ガンバロ! あ……でもアタシはあんまり出来ることないんだった……」「……フフッ。そんなことないです。
やっぱりヒトミ=サンがいてくれてよかったです」
面白いくらいに調子の変化するぷちヒトミの姿に勇気づけられたアヤメは、両足にさらなるカラテを込めて、沈み始めた
太陽に向かって疾走するのであった!
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