40: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2015/06/14(日) 09:34:42.94 ID:wXx8W5xM0
それらの動作は容赦なくアヤメの心臓に負荷を与え、ただ全力で走るだけ以上に彼女の体力を削った。だがもう立ち止まって
休むことは出来ない。なぜなら途中で何度かどうしても直進することの出来ない場所があり、そこを迂回するために無駄な
時間を使ったため、残り猶予は後僅かなのだ!
「上のタイマーが残り11分、下のタイマーが残り10分を切った! 頑張ってアヤメ=サン!」「ハァーッ……ハァーッ……!」
新たな市街地へと到達し、再びビルの屋上へと駆け上るアヤメ。だがそこで疲れが彼女の足を一瞬もつれさせる!
「アヤメ=サン!?」「……ッ!」足を踏み外し滑り落ちるアヤメであったが、カラテを込めなおして体勢を整えると、
再び壁を走ってビルの屋上へと到達し、全力疾走を再開する。「大丈夫!?」
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